飴ブロ(仮

パインアメでおなじみ「ぱいん」のブログ。略して、飴ブロ(っていったら許してもらえますか?

#次の元号 をテストしてみた

 

1. 平成最後のアドベントカレンダー

こんばんは、テスト大好きエンジニア、ぱいん🍍🍬です。

こちらはソフトウェアテストの小ネタ Advent Calendar 2018 - Qiita20日目になります。

いやー、物心ついた時からずっと平成だったので感慨深いですね。

では、早速行ってみましょう!

 

2. 新元号に向けて、SEだったら胸が騒ぎますね!

2019年4月30日に、憲政史上初の天皇退位、翌5月1日に改元が行われる予定です。

www3.nhk.or.jp

とかそういうことではなくて元号変わるってことは、「システムに影響あるんじゃね?」とか真っ先に考えますよね?ねっ!

 

ということで、システムを改変するのであれば、当然、テストが発生する。

世の中では、どういう対応がとられているのかについて調べてみました。

 

3. まずは、試してみた!

MicrosoftからすでにWindows Updateにて対応されることが発表されている。 

pc.watch.impress.co.jp

自力でも出来るというので、やってみました。
必要なのは、レジストリキーの変更だけ。

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レジストリ編集前

「CalendarsJapaneseEras」あたりに和暦感を感じますねw

ということで本日2018年12月20日改元するということにして、変更してみた。*1

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レジストリ編集後

そして、PCを再起動して、どうなるどうなる?

 

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…o(;-_-;)oドキドキ♪

・・

・・・

・・・・

f:id:pinecandy:20181220011108j:plain


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

まあ、当然だわな。
いや、これでNGだったらブログ書かずにMSの友人に速攻電話してましたよw

 

ちなみに、エクセルも大丈夫でした。MSアプリだから当然といえば、当然か。

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エクセル

 

4. ちなみに

元号に関しては、当然日本企業でも対応の方式、ソフトウェアテストについて言及しているものが数多くあった。

その他、各社対応に追われている状況や、合字問題(1文字で表記するもの、㍾、㍽、㍼、㍻)など様々なものがありましたので、並べておきます。

4.1 ソフトウェアテストに関するもの

quesqa.com

 

webrage.jp

 

4.2 その他影響がありそうなもの

1. 合字問題

text.baldanders.info

news.mynavi.jp

2. 社会情勢に関する考察

blogs.techvan.co.jp

 

 3. 次の元号のうちに発生しそうな問題

昭和100年問題 - Wikipedia

 

4. 改元ビジネス

ソフトウェアサービス新元号対策ソリューション - Fujitsu Japan

デジタルハーツ、元号変更に備えたテストコンサルティングサービス | マイナビニュース

 

5. 所感

本当にそれだけで十分でしょうか?というテストエンジニアが気になることを並べてみます。

  • 合字を使っているなら、対応したフォント入れ替えもセット対応されていること
  • まさか元号は「画像」埋め込んでることなんてないよね、、、
  • 〈新元号〉元年ではなくて、〈新元号〉1年なのか。でも、「元年」を出したいシステムもありそう。行政系とかカオスそう。。。
  • レジのシステムとかで、年齢確認の表示行が増えたら、文字切れしないか
  • (ないことを祈りたいが)天変地異によって、改元が延期になった場合、
    平成継続に伴うソフトウェア側の切り戻し対応になるかも(テストだけではないが)  
  • 天変地異はなくても、こんなニュースが、、、

    this.kiji.is

    え、今から5月2日にするの???

    待って待って既にシステムテスト始まっているプロジェクトとか大量にあるのでは。。。(;^ω^)

     

などなど、悩みは尽きませんね。

ということで、平成最後の年に、次の年についてテスト目線で考えてみました。
ご参考になったでしょうか?(昨年末にやったらよかったね^^;

 

おまけ

日本だけで盛り上がっているのかと思ったら、
海外ニュースでも次の元号の予想をしていましたw

themonsoonproject.org

 

では、次の元号元年のアドベントカレンダーで会いましょう!

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*1:元号は、仮称です

続きを読む

テストエンジニアに求める3つの姿勢 (2018/12)

こちらは、ソフトウェアテストAdvent Calendar 2018の1日目になります

ぱいんといいます。テスト自動化をやっているテストエンジニアです。

なぜこれを書くか

  • テストスキル、マネジメントへの議論、投稿は数多くみられるが、比較してソフトスキル、マインドについての投稿が少ないため。
  • 色々なプロジェクトに関わってきた中で、こんな人とやっている時が仕事がしやすい、 気持ちよく仕事ができるというタイミングがあることに気付いたので、 実際にその人たちを思い浮かべながら整理してみました。

注意事項

  • 個人の意見であり、意見、コメント大歓迎。
  • 正直、ここ1週間で整理したのでまだ体系的にもなっていないけど、これが自分の表現力の限界。

誰に読んでほしいか

今テストに関わっている人、テストに関わっている人の上司。

求める資質

1. 白黒ハッキリつける人

仕様がはっきりしないときに自分の感覚をベースにしないで、仕様書をたどる、ストーリーを読み込む、プロダクトオーナーに確認するなどを根気強く出来ることが求められます。 私の中では、テストエンジニアがそうした曖昧な部分を堰き止める最後の砦でありたいし、そうでなければ存在意義が薄れてしまうと思います。 だからこそ、システムのふるまいについては、設計者、実装者よりも明確に整理出来ているべきだと思います。

2. 事実を正面から向き合える人

1年もテストをやっていると、テストしようとしてみたらまだ、テストできるような段階のプロダクトが出来ていなかったなんてこと、結構あるあるなのではないでしょうか。 そんな投げ出したくなるような状況に置かれても、今自分たちが何をすべきなのかを前向きに考えて行動できる人でありたいと思います。

3. 伝えること、聞くことについて常に改善しようとしている人

テストエンジニアは、ソフトウェアのソースコードを直すための情報(不具合情報)や、検証の結果を伝えることです。ソースコードを直すといった直接業務ではなく、あくまでも情報提供なのです。 だからこそ、情報を伝えるべき人に、どういった形で伝えればよいのかということを考え、また、情報のインプットついてもアプローチ、関係者を理解したりスキルアップを意識すべきだと考えています。

3つのポイントを挙げましたが、近い話が出てくるのがヤマサキさんのこちらのスライドでしょうか。 ここでいうところの「SOFT SKILL」のサブクラスの一つかもしれないですね。

www.slideshare.net

おまけ

こういうの書いてたらね、なんかアンチパターンが、紹介されてたよ。。。 みんな、こっちもぜひ読んでみてください。

www.kzsuzuki.com

以上、駆け足+滑り込みになりましたがテストアドカレ1日目でした。次は、tononoさんですねー、たのしみ~。