2019年の12月に開催されたテスト系イベントの運営をやっていました。
Japan OnlineTestConf https://www.onlinetestconf.com/jp/
OnlineTestConf(以下OTC)自体は、2016年〜開催されているようで、日本での開催は初めてでした。
The first-ever #OnlineTestConf Japan is on its way! https://t.co/ViPGMu7QYB
— onlinetestconf (@OnlineTestConf) 2019年11月17日
イスラエルのテストツールベンダーPractitestさん(以降、P社)主催の下、イスラエルメンバ3名、有志の日本メンバ3名で運営していました。 使用したツールは、ZoomとSlackでした。
配信プラットフォーム
ZoomのWebinarモードを使用しました。こちらは、P社がこれまで実施してフレームワークをそのまま利用させてもらいました。
登壇者、運営をPanelistsという権限にしておき、参加者をParticipantsにしておきます。すると、参加者はMicやVideoを自らはONにできない状態で参加してもらうことができます(画面共有と登壇者、運営の音声は聞ける状態になる)。
Q&A, コメントなどチャットツール
参加者から登壇者への質問はSlackのチャンネルをつくって、対応していました。
会自体は、リアルタイム登壇者2名(生中継)、録画の放映の2名でした。
その際に運営するメンバとして、注意すべきポイントを4つ紹介します。
1. リハーサルは登壇者込みでやっておく
Zoomの会議自体は最近よく使われるようになったこともあり、使い慣れている方も多いかと思います。
ただ、司会役から登壇者への引き継ぎやQ&Aの対応はどうするの?などといった細かい検討事項はやってみるのが一番だと思います。
あと、マイクミュートになったままとか、発表モードがうまくいかなかったりとか、結構起きます。
また、登壇者の方もオンラインで登壇するといった機会が初めての方も多いかと思うので、登壇者、運営者の安心のためにもやっておきましょう。
2. 休憩時間を使って時間調整
オフラインイベントでも言えることですが、発表の切り替えの遅延や、Q&Aが長引いたりすることも大いに想定されます。
OTC自体は、各発表の間に20分ずつ休憩時間をとっていました。時間調整や細かい調整などを行うためです。
Tipsですが、休憩スライドにタイマーを仕込んでおくと、参加者側としては次いつ始まるかわかるので良かったです。
次のセッションまでの時間が、わかりやすいこの仕組みいいね! #OnlineTestConf pic.twitter.com/dlehm9Jxof
— ぱいん🍍 (@pineapplecandy) 2019年12月7日
3. 会の最初にツールの使い方を説明する
参加者としても、オンラインのイベントへの参加はまだ少ない方が多いかもしれません。
事前に、ZoomやSlackの使い方を連絡しておくと同時に、当日もツールの使い方の説明をしたほうが、参加者からの質問やコメントも増えて盛り上がることでしょう。
4. デュアルモニターはほぼ必須
発表中は、ディスプレイが発表者の画面共有で占有されることになります。
裏側で、運営スタッフ同士の会話(残り時間の確認など)やSlackなどチャットツールの反応をみたりするためにDisplay 2枚は必須かと思います。
うまくコントロールできるのであれば、スマホやタブレットでチャットを開くという方法でも良いかと思います。
会場設営できたー@自宅 #OnlineTestConf pic.twitter.com/FNtFyuFwwy
— ぱいん🍍 (@pineapplecandy) 2019年12月7日
最後に
いかがでしたか?
次回のOnlineTestConfは、2020/5/19-21に開催されるようです。こちらは、Japanイベントではないので私は運営に参画していません。
3日間で、3つの時差分けて講演が行われるそうなので、3日目は日本の昼間みたいですね。興味ある方はこちらからどうぞ。
https://www.onlinetestconf.com/program-spring-otc-2020/
ちょうど良い機会なので、オンラインイベントが増えていくと良いなと思います。